こんにちは　浜松・引佐の家づくり工務店、田中建設です！

 

庭は、お家ができて暮らしを楽しむ時間には不可欠なもの。家とともに成長し、手入れも必要ですから、住む人との相性を見極めて計画したいところです。

庭づくりのお話2回目は、お客様との対応全般に携わる赤石からのコメントをお届けします。

 

（庭づくりは、家づくり工務店との信頼で上手くいく①　＞https://tanaken-slk.com/blogs/210830/ ）

 

①庭、外構予算の目安は150万円〜

家づくりで地域性があらわれるところにお庭があると思っています。

私が率直に感じるのが、ここ浜松エリア全般のお家は、建物はしっかりつくるけど外構や庭はしばらく手をつけない様子がお隣の愛知県に比べて多い気がします。これはお客様の予算が厳しいということではなく、予算コントロールをアドバイスする作り手側の提案によるものが大きいのではないか、と。解決には追加予算で庭を計画するのではなく、最初から全体予算に組み込めばいいのです。

 

また、浜松市には大規模既存集落制度があり、郊外に土地を取得しやすいしくみがあります。車を2、3台駐車でき、住宅を建築できる程の敷地が他の地域に比べて手に入りやすいとも言えます。こうした場合、とにかく建物に予算がとられがちですが、外構や庭の分への予算バランスをとることを忘れないでほしいです。仮に、外回りの予算を100万円とした場合、2、3台分の駐車場と建物回りの工事などで予算は消えてしまうからです。予算の目安は最低でも150万円、ということを念頭に考えてみてほしいと思います。

 

②木を植えたいか、植えたくないか。

庭が欲しいという方でも、どのように楽しむかは好みが別れます。例えば、木を植えたい派の方は、庭いじりが好き、植栽の成長を楽しみたいという傾向があります。反対に木を植えたくない派の方は、虫が苦手（女性の方に多い）、手入れが面倒（男性の方に多い）というご意見です。タイプが分かれば、それに合わせて樹木選びの参考にしますのでご家族で話し合っておいて欲しいと思います。

 

③庭の付加価値が本当に分かる時代になった

外出しづらい生活が続く今、庭の存在が見直され庭が欲しい！という想いが前よりも強いと感じます。今建築中のお客様が「駐車場があればいいだけでなく、植栽をいじるのが好きだし、子どもと遊べる庭が欲しい」とおっしゃっていました。本当に欲しいものは庭が持っている”安心感”として、安全に自然に触れ合える庭はこれからもっと支持されてくるのではないでしょうか。

 

庭づくりのお話はいかがでしたでしょうか？

田中建設のこだわりやお客様とのエピソードを参考にしていただき、ぜひ家づくりとお庭はセットで考えることをオススメしたいと思います。