Q.熱風乾燥機との違いは?
減圧乾燥機は通常の乾燥機より低温で乾燥が可能です。機内を減圧することで食材内部の水分を外部へ強制的に移行させ、外部へ排出された水分を低温乾燥で除去します。
Q.減圧乾燥機は食品・食材の酵素を生かすことができる?
「食品衛生管理上関係する微生物を死滅させる温度」は60℃と言われ、通常の熱風乾燥機では乾燥は早いが、温度が高いため、酵素が失活し熱により変色・栄養素も落ちる。当機は減圧・低温熱風乾燥するため、酵素を活かし熱による変異をおさえる乾燥が可能です。
Q.長時間乾燥させるため電気代がかかりそう?
熱風乾燥の熱源は電気(200w)に対し、減圧乾燥機のすべて起動時のMAXは5kwhと省電力で運転可能です。
参考例)
・干し芋:18時間×27円×600w=292円
・りんご:17時間×27円×600w=276円
・みかん:21時間×27円×600w=341円
※1kwh:約27円(全国家庭電気製品公正取引協議会定め)
Q.乾燥時間、乾燥容量はどのくらいですか?
乾燥するものに応じて乾燥時間、容量は異なりますが弊社の実績データをご参考に下さい。
●干し芋:乾燥18時間(温度設定:3段階 40℃⇒45℃⇒50℃)
蒸かし芋6kg×エビラ30枚=180kg/1機(乾燥36kg)
●りんご:乾燥17時間(温度設定:4段階 35℃⇒40℃⇒45℃⇒50℃)
生りんご2kg×エビラ30枚=60kg/1機(乾燥6.6kg)
●みかん乾燥21時間(温度設定:2段階 60℃⇒50℃)
生みかん2kg×エビラ30枚=60kg/1機(乾燥5.4kg)
Q.オゾン除菌は人体に影響があるのでは?
食品の菌類を抑えると言われる約0.5ppmのオゾンを発生させていますが、装置停止までのパージ時間と扉を開けると大気と混ざり希釈されますので人体に影響のない安全値まで下がります。
Q.自社の食材を試してみたいのですがテストは有料ですか?
テストは1回¥50,000(税別)となります。機械を購入して頂ける場合はテスト分の費用はお返しします。水分値測定、菌類検査は別途有料にて対応いたします。受託(委託乾燥)は行っておりません。