【タナカの施工品質】施工現場の監理はどんな風に手厚いの?スタッフが解説します!③

こんにちは 浜松・引佐の家づくり工務店、田中建設です!

 

さて、ブログでは前回までの2回にわたって施工現場のこだわりを基礎工事にフォーカスして、詳しくお話させていただきました。

【タナカの施工品質】について
https://tanaken-slk.com/blogs/211227/
https://tanaken-slk.com/blogs/220110/

 

今回は施工工程の全てを担当するスタッフが、これまで建築に携わってきた経験を踏まえて、田中建設ならではのこだわりや強みをお伝えしたいと思います!

 

断面欠損はさせない、を徹底していること

私は電気工事の会社で経験を積んで、田中建設に入りました。今は建物全体の工事を管理するようになり、構造材の柱や梁と電気工事の関係に以前とは違った視点を持って現場を見るようになりました。

例えば、電気配線のために隙間が必要な場合です。壁の中に配線を収めるため、柱を削って隙間をつくるやり方は作業としては楽なものです。でも、構造躯体である柱を欠く「断面欠損」はリスクがあります。そのため、田中建設ではそれは現場のルールでNGとなっています。作業が楽、面倒臭いからと言ってやることが家の強さにどんな影響が出るのかを知らないまま施工したら、お客様の大切な家の財産に傷をつけてしまうことになります。

また、壁に充填するセルロース断熱で施工する私たちの家づくりは、そこでも電気配線との兼ね合いを考えておかなければいけません。全ては、家の性能に関わることだから、事前にしっかり検討して施工に移す姿勢がこだわりですね。(担当:現場監督 田中賢宏)

 

住む人の顔が見える家づくりという意味

私は以前は公共工事がメインの建築工事をやっていて、例えば学校の修繕工事を多く経験しました。お客様が今よりも遠い存在だったのが今はお施主様一人一人が身近となり、全てにおいて意識が変わる影響を受けたのだと感じています。だんだんと田中建設での経験が増えてきて、お客様のために良いものを作ろうという気持ちは現場の職人さんの姿から受ける影響でより強くなっています。

例えば、大工さんが木材を加工した留め加工の仕上がりに驚きました!木材がぴったりと隙間なく仕上げてあったんです。他には、外壁工事ではシーリングのきれいさです。シーリングは水の侵入を防ぐもので、どちらにも共通するきれいさは、見た目とともに性能に繋がります。丁寧さが仕事に出る理由は、住む人の暮らしをいいものにしようという情熱の表れのように感じています。(担当:現場監督 井上)